「チンチラ」というモフモフな生き物をご存知ですか?

猫でもうさぎでもない「チンチラ」は、近年日本でもペットとして人気のあるネズミの仲間です。

小明神さんが家族になってはや8年目。祭さんが小明神さんのことをよくわかっているように、小明神さんも祭さんのことをよく理解しているようで…⁈ 

チンチライフの第44話です。

第44話:8年目の私たち

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漫画家の祭さんは、小明神さんとおみくじちゃんというチンチラの夫婦と一緒に生活しています。ペットショップの古株になりつつあった小明神さんを、祭さんが90%OFFで引き取り(14参照)、家族となってからはや8年。兄貴分である大明神さんの死(2228話参照)という悲しい出来事もありましたが、今では、おみくじちゃんをお嫁さんに迎え、相変わらず、にぎやかな日々を送っています。

ただ、チンチラの8歳というと、人間でいえば40代。チンチラの寿命は10~15年といわれていますので、老後にはまだまだ遠いものの、それでも最近は、心なしか以前に比べて寝ている時間も増えた小明神さん。祭さんも「まだまだ先だけど、そろそろ老チラ(老齢になったチンチラ)になったときのことも考えてあげないとなあ。」と思ったりもする今日この頃です。

ある日のこと。小明神さんとおみくじちゃんを散歩させながら、ふと祭さんは考えました。「小明神が家にやってきて8年…。夫婦でいえば青銅婚式。夫婦じゃないけど、小明神って私のことをよくわかってきているよね。」

例えば、お散歩終了の時。普通に「ケージに帰ろう」といってもチンチラさんたちは帰ってくれないので、それぞれの名前を呼んでおやつのりんごを渡し、さりげなくケージに誘導するのが祭さんのいつもの手なのですが…。

おみくじちゃんのほうは、おやつをもらって、まんまとケージに誘導されてしまうのに対し、一方の小明神さんは、その時だけは、名前を呼ばれても知らんぷり。一見「老化が進んで聞こえないのかな?」という雰囲気ですが、長年一緒にいる祭さんにはわかります。

…これは、わざと『無視』している。

そこで、わざわざ小明神さんの視界に入るように、「ぅおーい。聞こえてんでしょ~。また無視か~?ほら、りんご食べな~。」と言いながら、りんごのかけらをチラチラとふってみたりもしますが、小明神さんのほうは、今度は『見えない』フリ。最終手段(?)ということで、りんごのかけらで小明神さんの頬をぐりぐりといじってみても、やっぱり受け取る気配なし。どうやら、受け取らなければ、このまま散歩を続けることができると思っているようです…。

と、こんな感じで、毎日のように繰り返される祭さんと小明神さんの『駆け引き』。「いや~。もうここまでくると長年連れ添った夫婦の域ですよね~。お互いちゃんと相手はいるんですけど(笑)。」と笑う祭さん。今日も飄々(ひょうひょう)と『無視』する小明神さんをイジりつつ、このままみんなが元気で、穏やかな楽しい日々が続けばいいなぁと願わずにはいられないのでした。

チンチライフ、次回もどうぞお楽しみに。

【マンガ記事】チンチライフ!

チンチラさんたちと、飼い主の漫画家・祭さんが織りなす、ドタバタな毎日。チンチラって何?という方から、チンチラの飼い主さんまで、初めて情報からディープなチンチラ情報まで、楽しくお伝えしていきます。

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