改めて「死」を考えた

健康診断により自分の健康状態を知ったため、健康状態の維持のきっかけになった反面、改めて「死」を考えるきっかけにもなりました。「いつまでも健康でいたい」という気持ちの先に「いつかは死ぬ」という現実が見えてきたのです。厚生労働省の「平成30年簡易生命表の概況」(2018年)によると、女性の平均寿命は87.32歳です(男性は81.25歳)。筆者は現在44歳なので、ようやく折り返し地点という感じでしょうか。でも死がいつ訪れるのかは誰にもわからないというのが世の常です。

だからこそ、万が一のことを考えて準備を始めました。例えばエンディングノートを買って記入をするのもその1つです。エンディングノートは高齢だから書くものではないと思います。年齢に関係なく自分のことを書いておくことは必要だなと感じます。

まとめ

健康診断の結果を受けて自分の健康状態を知ることは、この先を生きていく上では必要なことでしょう。例えば30代と40代では明らかに身体が違ってくるので、それに合わせた生活をしていくことになります。

そういったきっかけ作りにもなるのが健康診断なのでしょう。自分の身体を守れば、本来使わずにすむ医療費を守ることができます。健康診断を身体の健康と家計の健康の両方を得る第一歩として考えるのもいいのかもしれませんね。

【参考】
平成29年度 国民医療費の概況」(2017年度)厚生労働省
「健康食品」の安全性・有効性情報』国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所
平成30年簡易生命表の概況」(2018年)厚生労働省

川崎 さちえ