健康診断の結果は健康維持のモチベーションになる

健康診断の結果、幸いにも筆者は異常が認められませんでした。「ああよかった」と思う反面、この状態を維持していこうという強い気持ちも生まれました。これは部屋をきれいに片付けたから、もう散らかさないようにしようという気持ちに似ているように思います。

そしてこの先もずっと同じ状態を保ちたいという気持ちが芽生えたことで、行動も変化してきました。

30代と比べて衰えが明確にわかる。食事への取り組み方が変わった

具体的に何がどう変わったのかというと、まずは「食事」です。筆者はもともと食事の栄養には「比較的うるさい」方だったと思います。これは母の影響が大きくて、子どもの頃から主食、副菜、汁物などが揃った食事でバランスが取れていたように思います。

また母自身が塩分を気にする人なので塩分は控えめ、そして私自身は思春期の頃から自分の体型を気にするようになったため、カロリーも考えて食事をするようになりました。

と言っても厳しい制限というよりは「暴飲暴食をしない」という程度ですが、健康診断をきっかけにして、それまで以上に塩分や糖分、カロリーを気にするようになったのです。

例えば30代の頃と比べると、今は明らかに太りやすくなっています。(というか、体型が戻りにくくなった)

もちろん個人差はあるでしょうけれど、同じ物を食べていても、体が重く感じることもあります。特に普段あまり食べない洋菓子などではそれが顕著になってきました。これにプラスする形で健康診断の結果があるので、それまで以上にカロリーは気にしますし、塩分や糖分表示もチェックするようになりました。