今年で44歳になった筆者のもとに、健康診断の結果が届いたのが今年の1月でした。幸い健康には全く問題がなかったのですが、今になって改めて健康について考えています。
また今世間を騒がせている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)も、健康について考えることを後押ししています。
先が不安になる今の社会情勢を考えると、やはりお金の心配があるのは事実です。医療費などはできるだけ出したくない。その一心で自分の健康を守ろうと思ったのです。
毎年増え続ける国の医療
厚生労働省の「平成29年度 国民医療費の概況」(2017年度)を見てみると、2017年度の国民医療費は43兆710億円で、前年よりも9,329億円増えていることがわかります。年齢階級別でみると65歳以上が25兆9,515億円で全体の60.3%を占めています。
年齢が高くなると自分で負担する医療費の割合が減るとはいえ、医療機関の受診が増えれば支出は増えてしまいます。もちろん若い人でも医療機関を利用することもありますよね。この先受診する回数が増えたら家計への負担も気になるのが正直なところです。
だからこそ、できるだけ医療機関のお世話にならないようにしようと筆者は思っていて、そのためには自分の健康状態をしっかり把握する必要があると考えています。
健康診断の結果は健康維持のモチベーションになる
健康診断の結果、幸いにも筆者は異常が認められませんでした。「ああよかった」と思う反面、この状態を維持していこうという強い気持ちも生まれました。これは部屋をきれいに片付けたから、もう散らかさないようにしようという気持ちに似ているように思います。
そしてこの先もずっと同じ状態を保ちたいという気持ちが芽生えたことで、行動も変化してきました。
30代と比べて衰えが明確にわかる。食事への取り組み方が変わった
具体的に何がどう変わったのかというと、まずは「食事」です。筆者はもともと食事の栄養には「比較的うるさい」方だったと思います。これは母の影響が大きくて、子どもの頃から主食、副菜、汁物などが揃った食事でバランスが取れていたように思います。
また母自身が塩分を気にする人なので塩分は控えめ、そして私自身は思春期の頃から自分の体型を気にするようになったため、カロリーも考えて食事をするようになりました。
と言っても厳しい制限というよりは「暴飲暴食をしない」という程度ですが、健康診断をきっかけにして、それまで以上に塩分や糖分、カロリーを気にするようになったのです。
例えば30代の頃と比べると、今は明らかに太りやすくなっています。(というか、体型が戻りにくくなった)
もちろん個人差はあるでしょうけれど、同じ物を食べていても、体が重く感じることもあります。特に普段あまり食べない洋菓子などではそれが顕著になってきました。これにプラスする形で健康診断の結果があるので、それまで以上にカロリーは気にしますし、塩分や糖分表示もチェックするようになりました。
健康の情報を積極的に集めるけれど「基準はしっかり設ける」
巷には健康に関する情報が溢れていて、日々新しいニュースが出てきます。エビデンスがしっかりしている情報もあるのでしょうけれど、正直なところ素人の筆者にはどれが正しいのかよくわかりません。
そのため1つの基準を設けることにしました。それが「アスリートが取り入れている」ということです。例えば「油(脂質)」です。
筆者は以前、油はダイエットの敵と思っていたので、極力摂らないようにしていました。でも最近の研究では、摂った方がいい油もあることがわかってきたようです。とはいえ、油についての情報が多くてどの油がいいのか判断がつきにくかったのも事実。そんな中であるアスリートが取り入れている油を知り、早速使うことにしました。
アスリートは身体が資本です。そのため食事や睡眠などにも非常に気を使っているはず。そういう人たちの真似をすることで、健康的な食事ができるのではないかというのが、筆者の考えです。
[まずは口にする前に『「健康食品」の安全性・有効性情報』(国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所)で食品の安全性や有効性を確認するのが良いでしょう。]
改めて「死」を考えた
健康診断により自分の健康状態を知ったため、健康状態の維持のきっかけになった反面、改めて「死」を考えるきっかけにもなりました。「いつまでも健康でいたい」という気持ちの先に「いつかは死ぬ」という現実が見えてきたのです。厚生労働省の「平成30年簡易生命表の概況」(2018年)によると、女性の平均寿命は87.32歳です(男性は81.25歳)。筆者は現在44歳なので、ようやく折り返し地点という感じでしょうか。でも死がいつ訪れるのかは誰にもわからないというのが世の常です。
だからこそ、万が一のことを考えて準備を始めました。例えばエンディングノートを買って記入をするのもその1つです。エンディングノートは高齢だから書くものではないと思います。年齢に関係なく自分のことを書いておくことは必要だなと感じます。
まとめ
健康診断の結果を受けて自分の健康状態を知ることは、この先を生きていく上では必要なことでしょう。例えば30代と40代では明らかに身体が違ってくるので、それに合わせた生活をしていくことになります。
そういったきっかけ作りにもなるのが健康診断なのでしょう。自分の身体を守れば、本来使わずにすむ医療費を守ることができます。健康診断を身体の健康と家計の健康の両方を得る第一歩として考えるのもいいのかもしれませんね。
【参考】
「平成29年度 国民医療費の概況」(2017年度)厚生労働省
『「健康食品」の安全性・有効性情報』国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所
「平成30年簡易生命表の概況」(2018年)厚生労働省