結婚・出産で自信を失っていく日本の女性〜働くママたちのリアル

30代の筆者の周囲では、学歴や所得が高くても「就職できるのだろうか」「子育てでブランクがある自分に仕事ができるだろうか」「やっぱりキャリアを諦めるべきか」など、働くことに自信をもてない女性の声を耳にします。

ビジネス特化型SNSであるリンクトイン(LinkedIn) の、世界22か国を対象とした「仕事で実現したい機会に対する意識調査(Opportunity Index 2020)」によると、日本の女性は「成功する自信」で男性より7.5%低く、国内における仕事機会のチャンスも男性と比較して6.5%低いことが分かっています。

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また、他国では学歴や所得の高さに比例して自信が高まる一方、日本では自信がない傾向にあります。なぜ日本では、学歴や所得の高さと自信が比例しないのでしょうか。働くママの言葉をご紹介しながら考えてみましょう。

社会に出て男女差を実感。全て完璧にはできない

日本の女性が初めから自信がないかというと、そうでもないでしょう。筆者の周りにも、学生時代は「留学したい」「仕事を頑張りたい」と意欲的な女性が多くいました。

「男女差を強く感じるようになったのは、社会に出てから」というのは37歳の2児の母であるKさん。彼女は私立トップレベルの大学を卒業し、在学中には留学もしていて語学も堪能です。

金融機関に入社後、「同じ仕事をしていても、男女では任されるものが違う」と実感。「それ以上に男女差を感じたのは、結婚・出産ですね」といいます。

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宮野 茉莉子

東京女子大学哲学科を卒業後、野村證券を経て2011年よりライターへ。
主な執筆分野は育児、教育、ライフハック、女性の社会問題、哲学など。
子どもから大人まで「自分の頭で考える」哲学の面白みを伝えるべく執筆中。禅好きの3児の母。