COVID-19による「巣ごもり消費」で、デリバリーやテイクアウトなどの「内食・中食」や、マスクなどの「薬・衛星用品」の消費増加を感じている人はそれぞれ28%、44%となっています。
小中高校の一斉休校やテレワーク導入の影響で、内食・中食は増加傾向にあるようです。その上外出自粛要請が出ている地域もあります。休日も家で食事となると、内食・中食を活用する人がより増える可能性があります。
一方で、「薬・衛星用品」はあまり増加していない印象です。マスクは買いたくても買えなかったり、一部の買い占めを行う消費者のみが「増えた」と回答している可能性もあります。
また「動画・音楽の配信サービス」「ゲーム・書籍・コミック」においては「増えた」と回答した人がそれぞれ約3割います。とくに学生が「増えた」と回答した人が多かったようで、5割に迫る勢いです。
そしてやはり…と思ってしまうのが、「外食」「旅行やイベント」の「減った」という回答者の多さです。とくにイベントの中止や延期が大きく影響しているようですね。
これ以外にも「光熱費」「ネットショッピングによる配送料」「テレワークに関する設備投資」など、巣ごもり消費だからこそ増える支出があるでしょう。
【参考】
「巣ごもり消費に関する意識調査」バンドルカード運営の『(株)カンム』調べ
(対象:「バンドルカード」ユーザー948サンプル、方法:インターネット調査、期間:2020年3月18日~19日)