収益にどれだけ貢献できるのかということを先に見せておくことも、上司の興味関心を引くためのポイントです。こうして期待感を抱かせ、毎日少しずつ進捗を報告していると上司も忘れなくなりますし、向こうから「進捗どう?」と聞いてくるようにもなるでしょう。

成果を見える化していない

成果を出しているのになぜか評価してもらえないという人の多くは、成果を「わかりやすい形にして報告する」というパフォーマンスの部分が足りていないものです。

上司も忙しいので、部下全員の成果を100%把握して評価するなんてことはできません。だからこそ、人事評価シートがあったり、人事評価面談の機会が与えられたりするのですが、多くの場合そこで話されることは形式的な内容になりがちです。しかし、高く評価されるには、上司にとって臨場感があり、感動した思い出がなければならないのです。

そのためには、わかりやすい形にして上司や周囲の人に報告することが大事です。どういう課題がどのような施策により、どう改善したのか。どのくらいの成果が出て、いくら収益に貢献したのか。このあたりをパワーポイント1、2枚にまとめて、部内のミーティングや定例会議などの場で報告します。

その際は図やグラフを入れて視覚的にも訴えかけることも大事です。また、報告の際には「立て板に水」のような話し方を意識することも必要です。