また、ソフトバンクG以外でも株価指数寄与度の高い値嵩株が相次いで爆騰となりました。

終値ベースでは、ファーストリテイリング(9983)が+14%弱安、東京エレクトロン(8035)が+18%高、TDK(6762)が+12%超高、アドバンテスト(6857)が+11%弱高、ファミリーマート(8028)が+11%超高で引けています。

その他では、主力機械株も大きく値上がりし、ディスコ(6146)が+15%弱高、日立建機(6305)が+16%高、安川電機(6506)が+13%弱高で引けるなど、爆騰銘柄が続出したのが目を引きました。

一方、中外製薬(4519)が取引時間中に昨年来高値を更新(上場来高値更新でもあります)しましたが、その直後から利食い売りに押され、終値は▲4%安に迫る大幅下落となりました。

また、軒並み上昇が目立ったハイテク株では、NEC(6701)とHOYA(7741)が冴えない値動きで逆行安となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防用ワクチン原薬を完成させ、近く動物向け試験を開始すると発表したアンジェス(4563)が一時ストップ高となりました。また、メルカリ(4385)も買い戻されて爆騰したのが目を引きました。

葛西 裕一