ねんきん定期便を確認しよう
年金額は個人差が大変大きいので、平均値だけを見て判断するのは危険です。毎年誕生月に日本年金機構から送られてくる「ねんきん定期便」で、自分の年金額をしっかり確認しておきましょう。
「ねんきん定期便」に記載されているアクセスキーを利用して「ねんきんネット」に登録しておけば、パソコンやスマートフォンからいつでも年金記録を確認できます。
年金の支給額は将来改定される可能性もあります。老後の健康面や介護費、住居費などを想定すると、老後に向けて早めに資金準備を始める必要がありそうです。
投資の利用も検討しよう
日本人は貯金が大好きだといわれています。コツコツ節約して貯蓄を増やすだけではなく、今あるお金を投資で増やすことも検討しましょう。
個人型確定拠出年金の「iDeCo」や少額投資非課税制度の「NISA」、「つみたてNISA」などのように節税対策ができる資産運用もありますので、賢く利用してみてくださいね。
【参考】
『年金制度に関する意識調査』manewaka
(対象:20代以上年金制度に興味関心のある872人、方法:インターネット調査、期間:2020年2月14日~28日)
『令和2年度の年金額改定についてお知らせします』厚生労働省
『令和元年度 生活保障に関する調査(速報版)』生命保険文化センター
『付加保険料の納付のご案内』日本年金機構
『「ねんきんネット」に登録するには?』日本年金機構
【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。
LIMO編集部