「不用品のおさがり」

もし不法投棄を見つけた場合、一般廃棄物は役所や町村役場へ連絡することになっています。しかし、わが家へ不法投棄する張本人が義両親だとしたらどうでしょうか。

Uさんが義両親から粗大ごみのプレゼントを贈られるようになったのは、何気なくいった「加湿器を買おうと思う」という一言からでした。「使用していない加湿器があるから、あげる」と中古の加湿器を自宅前に放置したことが、不法投棄の始まりだったといいます。

そこから、義両親の『プレゼント』という名の不法投棄が続いたそうです。加湿器のあとは、ボロボロの大きなソファ、10年以上前のパソコン、ガタガタうるさい洗濯機など、不用品ばかりを無断でおいていく義両親。「まだ使えるから」「そんなに使ってないから」と持ってくるものは、Uさんにとっても不用品ばかりで、すべてUさんが廃棄するはめになったそうです。もちろん、廃棄費用はUさん持ちになります。

それでも『プレゼントしている』と義両親はいい張るので、Uさんは泣き寝入りするしかありません。