わが家には、2歳と4歳の息子がいます。長男は言葉でのコミュニケーションが苦手なタイプで、2歳児健診で言葉の発達の遅れを指摘されました。

その頃、次男を妊娠していた筆者は、「きっとこれから生まれて来る次男が、言葉の遅い長男をサポートしてくれるはず!」と、ひそかな期待を抱いたのです。ところが…そんな親の勝手な願いはあっさりと裏切られてしまうのでした。

言葉の発達が遅い長男がとにかく心配

筆者は、二人兄弟の母。5年ほど前に長男が生まれ、初めての育児生活をスタートさせたのですが、元気にすくすくと成長する息子、大きな不調もなく回復するわが身、育児について相談できる家族や友人のサポートも充実!と、我ながら順風満帆と言える日々を過ごしていました。

その頃の筆者の楽しみといえば、息子の身長・体重の計測結果を母子手帳に書き込むこと。成長曲線ド真ん中をキープする息子の成長ぶりに、「うまく子育てできてる! 大丈夫だ!」と育児に対する自信も増す一方でした。

しかし、長男の2歳児健診のときに医師から思わぬことを告げられます。