全体でもスポーツ系に限定しても、圧倒的な人気を誇るのは「水泳」です。次にスポーツ系で人気なのが体操。筆者のまわりでも、体力づくりや運動の基礎を身につけさせたいという理由から習わせている親御さんが幾人もいます。

2位、3位には勉強系の習い事が並びました。英語が上位に入っているのは、グローバル化する社会でのスキル獲得というだけでなく、2020年度から小学校で英語が正式な「教科」となることの影響が大きいのではないでしょうか。

複数の習い事をしている子どももいるので一概には言えませんが、学習系上位2つを単純合計すると50%を超えます。学習塾も英語レッスンも、新学年に上がるタイミングから始めるのはいたって自然な行動。4月に習い事を始める子どもの数が多くなるのも頷けます。

音楽系ではピアノやエレクトーンが4位にランクインしていますが、実は、年々減少傾向にあるそう。筆者が幼い頃はピアノは習い事の定番だったので、ちょっと寂しい気もします。ただ、習う楽器の種類も多様化しているので、ひと昔前のように鍵盤楽器が圧倒的というわけではないのでしょう。

音楽系で注目したいのが「リトミック」。まだトップ10圏外ですが、乳幼児から音楽に親しみ、リズム感や集中力が育まれる習い事として注目され始めています。