特に不動産株の下げがきつく、住友不動産(8830)が▲13%超安、三井不動産(8801)が▲11%弱安、三菱地所(8802)が▲9%超安で引けたことが目を引きました。
また、小売り株ではファミリーマート(8028)が▲10%超安、ハイテク株ではオリンパス(7733)が▲10%弱安、日本電産(6594)が▲9%超安、運輸株では日本航空(9201)が▲12%超安になるなど、前日に続く惨状となっています。
一方、この暴落相場の中で、オリエンタルランド(4661)、キーエンス(6861)、SMC(6273)、アステラス製薬(4503)などの主力大型株が逆行高となりました。
また、新型コロナウイルスの感染の有無を15分で判定できる検査キットを3月16日に発売すると発表した繊維大手のクラボウ(3106)が一時ストップ高まで買われたことが注目を集めたようです。
新興市場(東証マザーズ)では、この暴落相場の中でアンジェス(4563)が急騰し、メルカリ(4385)も小幅反発するなど、逆行高となった銘柄が目を引きました。
葛西 裕一