アドバンテスト、Essai買収の狙いは「インテルとの関係強化」 消耗材分野を強化、半導体テスターへの依存度抑える目的も 2020.03.05 00:00 公開 執筆者稲葉 雅巳 半導体テスター大手のアドバンテストが2020年1月、米国に本社を構えるEssai社を買収した。アドバンテストは近年、事業の裾野を広げるためのM&Aを積極的に行っており、今回のEssai買収もその一環と見られている。アドバンテストだけでなく、半導体テスト業界では近年、企業買収が相次いでいる。スケールメリットの追求だけでなく、需要サイクルの異なるものを手中に収めることで、事業のボラティリティー(変動性)を抑える狙いがある。 記事の続きを読む 1/2 画像と一緒に記事を読む 関連記事 国内半導体装置主要各社、強弱あるも全体的には回復基調 国内の半導体製造装置各社の多くが2019年度上期(4~9月)決算の発表を終えた。主力分野や製品の違いによって強弱はあるものの、全体的には回復基調が見てとれる決算内容となった。足元ではロジック/ファンドリーなどの非メモリー投資が製造装置市場を支える構図が続くが、NAND投資再開の動きも一部で具体化してきており、20年のメモリー投資回復に期待を寄せる声が多く聞かれた。 5Gスマホ、アンテナに商機あり 5G対応のスマートフォンが2020年から本格的にリリースされるなか、部品レベルではRF部品の搭載員数増加に期待が集まっている。なかでも、アンテナ領域は最も商機拡大が見込まれる分野の1つだ。アンテナ分野はミリ波への対応に伴い、半導体実装技術を使ったアンテナモジュール「AiP(Antenna in Package)」への移行が進む。基板材料メーカーや組立工程を受託するOSATなどが、この新領域に対して期待を寄せている一方、LCP(液晶ポリマー)をはじめとする低損失基板材料は、絶好の事業機会を失う可能性も指摘され始めている。 KOKUSAI買収の米AMAT、市場シェアは2割に到達 半導体製造装置大手の米アプライドマテリアルズは、同業のKOKUSAI ELECTRIC(東京都千代田区)を22億ドルで買収すると発表した。株式譲渡に関し、株式を保有するKKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)とAMAT、KOKUSAIの3社間で株式譲渡契約を締結した。取引は今後12カ月以内の完了を目指す。 半導体組立・テスト装置業界で再編活発化 国内では大手マウンター企業が半導体後工程に進出 HOYAと東芝で争奪戦! ニューフレアってどんな会社? マスク描画装置トップも、マルチビーム世代では劣勢 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #インテル #アドバンテスト #ai #買収