そのような中、日経平均株価は前日に続く荒い値動きとなりました。NYダウの急反発を受け、寄り付き直後に一時+375円高へ急伸したものの、その後は一貫して上値を切り下げました。
特に、後場の半ばから下げ幅を拡大し、終わってみれば久々の安値引けとなっています。NYダウの大幅急反発という絶好の好材料がありながら、まさかの衝撃的な下落となりました。
なお、TOPIXも同じような値動きで反落、日経平均株価同様に安値引けとなっています。
東証マザーズ株価指数は大幅反落、売買代金は連日で1,000億円割り込む
東証マザーズの出来高は9,294万株、売買代金921億円となり、いずれも前日より減少しました。売買代金は連日で1,000億円を下回りましたが、相応に高水準を維持しています。
ただ、個人投資家の見切り売りなどが増えた結果、株価指数は▲2%超安の大幅反落となりました。再び700ポイント割れが迫ってきましたが、今後の個人投資家の物色意欲次第と言えましょう。
日産自動車が大幅安で昨年来安値更新、上場来初の赤字転落となるHISも▲9%超安の急落
個別銘柄では、ハイテク株が売りに押され、アドバンテスト(6857)、ルネサスエレクトロニクス(6723)、NEC(6701)、富士通(6702)などが大幅反落となりました。