・「できるだけ決まった時間に仕事をするようにしています。たとえば9時に開始、13時に昼ご飯、18時には撤収、といった具合。業務終了後は、相手に合わせていると、いつでも対応してもらえると思われてしまいますが、仕事の時間を決めてしまえば、相手も『この時間は仕事をしていないから』とできるだけ配慮してくれます。ちなみに、業務終了後は、夜にウォーキングをしたり、時間をかけて食事を作ったりして息抜きをします。こういう時間も、リモートワークをする上でのモチベーション維持には欠かせないものと思っています。」(30代女性、未婚)

・「自宅ばかりだと、どうしても集中が続かないので、コワーキングスペースや図書館も活用しながら仕事を続けています。」(40代男性、既婚)

・「リモートワークでのコミュニケーションには、『鈍感力』も必要だと思います。要は、、相手の言葉にいちいち反応しないようにするというか…。顔を合わせない、チャットやメールによる文字だけのコミュニケーションでは、相手にそれほどの攻撃心がなかったにしても、強く心に刺さる言葉が返ってくる時があります。また、逆に言葉が足りなさ過ぎて、相手に対して疑心暗鬼に陥ってしまうこともあるんです。でも、これをいちいち気にしていたら、このスタイルでの仕事はやっていけません。結局のところ、ある程度は自分の中で折り合いをつけて、処理できるように、ということなのかもしれません。」(40代女性、既婚)

まとめ

いかがでしたか?「時間が自由になる」「通勤がない」といった点が魅力のリモートワークですが、一方でコミュニケーションやオンオフの切り替えといった課題もあるようです。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)という意外な要因で、一時的な広がりを見せているリモートワークですが、たくさんの人がこういった働き方を経験することで、様々な課題が解決されるきっかけになれば、政府が進める働き方改革も一歩前進するのかもしれませんね。

LIMO編集部