「親の意見で動いている子どもは向上心がなく、話を聞こうとしないケースが多いです。親が『こうしなさい』と強制的にコントロールをしているので、『自分の意志を示そう』『相手の話を聞こう』という気持ちにならないのでしょう。
大切なのは、日ごろから子どもの声に耳を傾けることです。たとえ『勉強なんて面倒だ』『習いごとに行くのがダルい』といった言葉でも、まずはその気持ちを受け止めてあげましょう。『そっか、面倒なのね』と返事をしたら、それ以上は何も言わずに待ってみてください。子どもは『それでもやらないと』と分かっているので、時間が経てばゆっくりと動いてくれるはずですよ」
まとめ
子どものことを真剣に考えるほど、親はつい口を挟みたくなるものです。しかし、子どもの意見を無視してばかりだと、意欲がどんどん低下してしまいます。ときには子どもの自主性に任せて、勉強や料理を見守ってみましょう。
そっと見守りながら誉め言葉をかけるようにすれば、子どもも安心して挑戦できるはず。「待つ・褒める・肯定する」という姿勢を意識しながら、頭のいい子に育つようフォローしてあげてくださいね。
LIMO編集部