そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。米国株の急落と円高進行を受けて安く寄り付いた後、下げ幅を徐々に拡大して前場の終盤には一時▲477円安まで下落する場面が見られました。

しかし、その後は急速に買い戻され、大引け直前には一時▲148円安まで巻き返します。ただ、プラス圏への浮上には程遠く、結局は続落で引けました。また、終値では昨年10月18日以来となる22,500円割れとなっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで大幅続落となりましたが、1,600ポイントはかろうじて維持しています。

東証マザーズ株価指数は大幅続落、売買代金は26日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は8,327万株、売買代金954億円となり、いずれも前日より増加しました。新興市場もリスクオフモードが継続しましたが、大型株式市場のような活況には程遠く、売買代金は26日連続で1,000億円を下回っています。

また、主力銘柄が軒並み急落したことで、株価指数も大幅続落となり、連日で終値が800ポイントを割り込みました。終値ベースでは約1年2カ月ぶりの安値となっています。

日本製鉄が12日続落で16年ぶり安値、自社株買い発表のキヤノンが大幅上昇

個別銘柄では、主力大型株は総じて続落となり、自動車株では日産自動車(7201)、マツダ(7261)、三菱自動車(7211)、いすゞ自動車(7202)が昨年来安値を更新しました(日産の終値は小幅高)。