面と向かっては聞けないけれど、「他人の貯蓄状況」が気になる人も多いのではないでしょうか。わが家の貯蓄は平均と比べてどのあたりに位置しているのか、どうやれば貯蓄が増えるのか、日々悩んでいる人もいることでしょう。

そこで今回は、貯蓄に関するデータをお伝えします。「貯蓄できる家庭」になるためのヒントも、あわせて学んでおきましょう!

みんなの平均貯蓄額はどのくらい?

まずは平均貯蓄額から、周囲の貯蓄の状況をのぞいてみましょう。2019年5月17日に総務省が発表した「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2018年(平成30年)平均結果-(二人以上の世帯)」では、「2人以上の世帯における1世帯当たり平均貯蓄現在高」の平均値は1752万円、中央値は1036万円、貯蓄「0」世帯を含んだ中央値は978万円と示されています。