長い間一緒に過ごしていれば、例え好き合って結婚した夫婦といえども、不満のひとつやふたつつは出てくるもの。ですが、「どこの家庭でも、同じようなものよね」…そう思って、我慢を重ねていませんか?

今回は、妻をイライラさせてしまう夫の行動の具体的な例と対処法について考えてみましょう。

的外れな「自称・気配り」

「我が家は共働きです。その日も仕事から帰宅後、私はバタバタと夕食を作っていました。下ごしらえがすんだところで、のんびりテレビを見ていた夫が『焼肉かぁ~、美味しそうだな。久々に食べに行こうか!お前もその方が楽だろう。』と言い出しました。それを聞いた子供達も外食できると大喜び。この言葉を聞いて、私は唖然…。『今まで、私が食事の準備をしていたのが目に入っていなかったの?そんな提案をするなら、もっと前に言ってよ。』と叫びだしそうになりました。」

「小さい子供がいながらの食事作りは大変です。特に平日は、私も翌日仕事があるし、子供達も幼稚園や学校があります。食事の後はお風呂に入らせて、21時までに就寝…と、この先の予定を考えながら、私は食事の準備をしていました。そんな時、普段何も手伝わない夫が『俺も手伝うよ』と言ってきました。珍しく、お風呂掃除でもしてくれるのかと思いきや、なんと子供達に自分のスマホを手渡して動画を見せだしたのです。それも結構長時間のもの…。『これでゆっくりご飯作れるでしょう?』と言って、自分はまたソファにごろり。結局、家事は私が全てこなし、子供達はスマホを手放さないので、食事もお風呂も時間がおしてしまいました…。」