転職失敗でひきこもる人も…

職場がブラック企業と気付いて転職を考える人は多いでしょう。しかし、ブラック企業を辞めても理想の転職が叶う保証はありません。

内閣府が公表した「生活状況に関する調査」(2019年3月)で、40~64歳のひきこもりは61万人と推定されていました。理由や背景はさまざまですが、ブラック企業を抜け出した後、うまく次につなげられずにひきこもった人もいます。ブラック企業での経験や職場の人間関係がきっかけという人もいるでしょう。

一度つまずいて、レールから外れると元に戻りにくいのが日本社会の特徴。ブランク期間の存在を嫌う企業はいまだに多く、ブラック企業での苦い経験や転職失敗が負のループを招くこともあるようです。

自分のキャリアは自分で守る意識を持って転職しよう

ブラック企業に入社してしまった…。ブラック企業を退職した後の転職活動がうまくいかない…。これらを防ぐにはどうすればいいのでしょうか。

企業の情報をしっかりチェック!

企業情報を集めて入念にチェックしましょう。情報不足のままではブラック企業を選んで後悔する確率が高まります。焦りは禁物です。

ネット上では各企業で働いていた(いる)人の口コミや感想も見つかります。店舗があれば実際に足を運び、スタッフの表情や稼働状況を探ってみてもいいでしょう。