メガバンクを始めとした大企業の相次ぐ早期退職やリストラ。バブルの時代にメガバンクに就職した銀行員の中には、3万人の人員削減のあおりで右往左往している人も。メガバンクで9年間勤務してきた著者の元には「あの時、転職サイトに登録しておけば...」という声も届きます。
新卒で入った会社に、そのまま一生居続けなくてはならないというルールはありません。日本にも、徐々にではありますが転職の文化が広まってきています。
たとえば趣味により多くの時間を使いたい、副業をしたいなどの理由から、また自分の成長度合いや興味に合わせて仕事を変えることができる時代になりつつあるのです。
特に女性は出産などのライフイベントを経て、今まで働きやすかった会社が急に居心地が悪くなったりすることも。今は子供と一緒にいたいから、お給料は捨てて自由な時間を使える仕事に移るというのも一つの選択です。
今回は、キャリアチェンジのために、今すぐに転職する気がなかったとしても、転職サイトに登録することで得られるメリットについて見ていきます。
1. 自分の市場価値を知ることができる
まず、転職サイトから案内が来る仕事の給料を見ることで、自分が会社からもらっている給料が妥当なものか知ることができます。