新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染を防止するため、休校となった学校が多くありました。それと同時に、お休みとなった習い事も多かったのではないでしょうか。

一度お休みすると考える時間もできるため、習い事を続けるべきか、このまま辞めてしまうのか、考えた人もいたかもしれません。

実は習い事は、始めるタイミングより辞めるタイミングの方が大事ともいわれています。そこで今回は、子供の習い事の辞め時や辞めた理由などのエピソードをまとめてみました。

子供の習い事!我が家はこうして辞めました

ケース1:やる気がなくなった

「親の希望で年長から息子に習わせ始めたピアノ。初めの頃こそ真面目に練習してくれましたが、その後は私に叱られても先生にいわれてもさっぱり。小3に進級したタイミングで『辞めてもいいよ』といったら心底ホッとしたような顔に。その後はサッカースクールに入り、毎日泥だらけになって帰ってきています」

「お友達が習っているという理由で習字を始めた娘。せっかくなら有段者になるまで続けて欲しいと思っていたのですが、レッスン中は私語厳禁なうえ、姿勢などのお作法にも厳しく、半年ほどでギブアップしてしまいました」

「体験会でスジがいいと褒められ、ゴルフクラブにシューズとかなりのお金をかけて始めた息子のゴルフ。朝起きるのが辛い、手にマメができて痛いと泣き言ばかりで結局続きませんでした。賞金で初期投資を回収するなんて淡い期待を抱いた私がばかでした」

いくら親が続けてほしいと思っても子供にやる気がなければ、その習い事は辞め時といえます。レッスンに行きたがらないことが続いたり、練習に身が入っていなかったりするような場合は、子供の本心を聞いてみる必要があります。

特にスポーツや楽器など自己練習が上達につながる習い事は、やる気がないのにレッスンだけを続けても時間とお金の無駄ですから、早々に見切りをつけたほうがいいですね。