「10人くらいのママ友でつくっているLINEグループがあります。行事での写真を共有したり、連絡事項を確認しあったりと、便利に活用していますよ。子どもが寝たあとみんなで話せる楽しさもSNSならでは。たまに、未読が100件近くたまっていると面倒に感じますが……」(30代・小学生のママ)

たくさんの人数と一度に交流できるSNSは、「井戸端会議」のような親密さをつくる面があるのかもしれませんね。複数で一気に盛り上がれるというメリットがありますが、それが複雑な人間関係や、ときには「いじめ」につながるという話も。

「8人の仲良しママ友LINEグループがあるんですが……盛り上がっている最中に突然、個別LINEで『あの人の発言いつもおかしくない?』なんて言ってくるママがいます。自分も知らないところでマイナスなことを言われているかもと思うと、ちょっと怖いなと感じています」(20代・幼稚園児のママ)

一方では盛り上がりながら、同時に陰口を言っている……SNSだからこそ起こりえる状況だといえますね。

ママのトラブルが子どもの関係にも響く

些細なことから、あるママ友とトラブルになってしまったというIさん(30代・幼稚園児のママ)。きっかけは、相手のママとブランドバッグがかぶってしまったことだったようです。