「あなたは本当にうまいことやってくれたわね。世間知らずなあの子を自分の思うように操って。あの子が私たちと一か月以上離れていて寂しくないわけないじゃない!」

Hさんが何を言おうとしても全く聞こうとしない義母。見かねたご主人が「俺はもう独立したんだ」とかばってくれましたが、義母は深いため息をつき「そんなこと吹きこまれているのね…」と肩を落としたといいます。

「あんな女と結婚しなければ…」

多くの人は家庭を持つと今までの生活スタイルが一変するものです。今回のように変化したことをパートナーのせいにされることは珍しいことではないようです。皆さんも今回のHさんのご家庭のように「あんな嫁をもらったせいで」「あの男と結婚以来、あの子変わったよね」なんて言葉を陰口として耳にしたことはないでしょうか。Hさんの義母はまるで夫を「洗脳」したかのような口ぶりだったといいます。こう思っている相手に、いくら二人の意思であることを説明しても理解してはもらえないのではないでしょうか。