幸せを感じられなくなる3つの行動〜あなたも知らずにやっている!?

2019年にフェイスブックが15周年を迎えました。ピュー・リサーチ・センターが2019年2月に行った調査によると、米国の成人の7割がフェイスブックを使ったことがあるという結果が出ています。このデータが物語るように、SNSはもはや日常生活の一部になっています。

SNSをはじめ、私たちが毎日のように接しているものの中には、幸福度を大きく下げてしまうものもあるのです。中には幸せだけでなく健康も奪いかねないものもあり、自分は大丈夫だと思っていても、時には子どもたちが影響を受けてしまうことも。

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今回は、イギリスで発表された調査をもとに、やめるだけで幸福度を上げることができるかもしれない3つのものをご紹介します。

1. SNS

英王立公衆衛生協会(RSPH)が14歳から24歳までのイギリス人を対象に行った調査では、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムはメンタルヘルスに影響を及ぼすと発表されています。では、各SNSのどんなところがネガティブな影響をもたらすのでしょうか? 調査の結果から見ていきましょう。

ツイッター(twitter)

気軽に投稿できる一方で攻撃性も強く、炎上が起こりやすいツイッター。不安や鬱病を悪化させたり、ネットいじめと呼ばれるオンライン上のいじめを生じさせる可能性も含んでいます。

フェイスブック(facebook)

ツイッターrよりも比較的、閉ざされた空間であるフェイスブック。結婚や出産など、いわゆる”リア充”な報告を見る頻度が高くなるため、他人との比較が生まれやすく、葛藤を感じるきっかけとなってしまいます。

インスタグラム(Instagram)

facebookによって買収された、画像投稿系SNSであるIstragram。自分の姿を投稿する際は、加工した写真を使う方も多いのではないでしょうか。

友人の加工した写真を見たり、自分も加工して投稿することは、実は自身のボディイメージへの満足度を著しく下げることにつながる面もあります。そして「加工しないと自分は美しくないのだ」と思いこむことによって、自己肯定感を得られなくなってしまいます。

また、SNSを使うと、取り残されることへの不安、略してFOMO(Fear Of Missing Out)を感じやすくなります。友達の投稿を見逃して、1人だけ取り残されることへの不安が高まるあまり、結果としてSNSのフィードを執拗にチェックしなければならない、という脅迫観念に悩まされてしまうのです。

2. ダラダラとインターネットやテレビを観続けること

インターネットは「もっと面白い情報が見つかるかも」と思って再現なく見てしまいますよね。これは、あなたの意志が弱いわけではありません。超常刺激という常に脳が刺激されてしまう状態は誰にでも起こること。麻薬のように法律で規制はされてはいないものの、非常に中毒性が高いといいます。

3. 頻度にLINEやメールをチェックすること

同時に多くのことを並行してやるマルチタスクは一見、効率が良いように見えて、大きく生産性を落としています。15分間、1つのことに集中して、次に移る方がよっぽどはかどるのですが、「仕事や勉強をやった気分」になりたいがために、つい色々なものに手を出してしまいます。

まとめにかえて

幸福度を下げてしまう3つの行動は、SNSと、ダラダラとインターネットやテレビを観ること、頻繁にメールチェックをすることでした。

これらと全く無縁で過ごすことは難しいので、いかに利用するかというのが幸福度に重大な影響を及ぼすカギとなってきます。時間を使いすぎていると身に覚えのある方は、一つでも減らしてみてはいかがでしょうか?

とはいえ、常に脳が刺激される環境から脱出するのは至難の業。これらを抑制することのできる意志の力を身につける一つの方法に、運動があります。

1日のスケジュールの中に運動を優先的に入れて、SNSを見る時間を強制的に減らすようなスケジュールにしてみるのも一つの手段です。ジムなどに行く余裕がない方は、エスカレーターでなく階段を使ってみたり、普段はバスを使って行くスーパーや駅まで歩いてみたりすることで、日常に運動を取り入れてみるのもあり。

最近はスマートウォッチなどで歩数も図ることもできるので、小さな達成感を得ながら、継続できる仕組みを整えていってくださいね。

【参考文献】
"Share of U.S. adults using social media, including Facebook, is mostly unchanged since 2018"(Pew Research Center)
"Instagram ranked worst for young people’s mental health"(Royal Society for Public Health)
"The Ashgate Research Companion to Paranormal Cultures"(by Olu Jenzen (Editor), Sally R. Munt (Editor)

泉 彩

参考記事

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泉 彩

メガバンク法人営業のち、金融系IT企業で働く2児の母。渋谷区子育て議員。ワンオペ育児コンサルティング代表。
フランスでの留学と子育て経験をもとに、日本の通説に振り回されない育児の記事を執筆中。年間の読書数は300冊を超え、論文や研究に基づいた記事も得意。著書『そんなもの、やるな!』『母親失格』(Kindle出版)他
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