このことから、「仕事がある日のランチは500円以下で済ませたい」と考えるのが、ある意味で平均的な「金銭感覚」と言えるのではないでしょうか。月曜~金曜が仕事の場合は、昼食代として5日間で2,500円程度の出費が平均的な出費と考えられます。

週の頭で会議がある月曜日は、気合いを入れるために少し値の張るランチを食べる代わりに、他の曜日は少し控えめにしようというような形で、1週間の中でメリハリを付けるような工夫をしている人もいるかもしれません。

貧乏体質にならないための3つの注意点

金銭感覚の一例としてビジネスパーソンのランチ代を見てきましたが、実は食費や住居費・通信費など、生活していくうえで必ず発生する出費については、多くの人がこれまでの生活の中でなんとなく「適正金額」を把握できているものです。

問題は、生活していくうえで必ずしも必要ではない出費。そこで、自分が気づかないうちに無駄遣いをして”貧乏体質まっしぐら”になっているかもしれない、注意すべき金銭感覚を3つ確認していきましょう。

自分への過度なご褒美

最近は「自分へのご褒美」として、リッチな食事をしたり高価な服を買ったりすることが、ある程度当たり前になってきていますよね。

もちろん、自分にご褒美をあげること自体は、仕事のモチベーションを維持したり仕事のクオリティをアップしたりするために有効ではありますが、その金額や頻度が過多になるのは好ましくありません。