お金を貯めるコツは「把握」と「予算設定」

お金が貯まらない行動は多々ありますが、これを改善するにはまず出費を把握する必要があります。そのためにおすすめなのが「家計簿」です。食費や交際費をはじめ、電気代や通信費といった固定費など、1カ月の出費を書き出してみましょう。書き出してみると、余分な出費があることに気付くはずです。

現在の出費を把握したら、次は予算を組んでみましょう。はじめから無理な予算設定をすると続きませんから、ほんの少し頑張ればできる範囲で取り組んでみることがポイントです。

節約しやすいのは食費ですが、固定費にも目を向けてみると良いです。携帯電話の通信費、電気代、保険代などは、契約プランの見直しをしたり、会社を変更したりするだけで出費を抑えられることも。そうすることで、貯金に回せるお金を増やすことができます。

まとめ

ほんの少し行動を変えるだけで、お金は増やすことができます。しかし、無理な節約をするとかえってストレスになってしまい、長続きしません。

無理のない範囲で始めることが、お金を貯める一番の近道。少しずつ習慣化して、貯金上手を目指しましょう。

【参照】
家計調査報告(家計収支編)平成30年(2018年)平均結果の概要」総務省統計局

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

LIMO編集部