・「30代後半で結婚しました。夫とも『子供はできたらうれしいね』くらいの感じで話し合っていたので、自分が妊娠したときはとにかくびっくりしました。同時に『本当に無事に産めるのか』ということで頭がいっぱいに。自分の身体というよりも、赤ちゃんに対しての不安がとにかく大きかったです」
・「産婦人科で『出生前診断』を受けるかどうかの話をされました。同時期に妊娠した若い同僚に聞くと、そんな話はなかったと。同じ妊娠でも違うものなんだと実感しました。自分が今より若かったら悩まずにすんだようなことも考えなければならない高齢出産妊婦は、どうしても不安が付きまとうもののようです」
・「私と同世代の夫も十分高齢な親に該当します。今は二人の収入が安定していますが、この子が進学する際、私たち夫婦は子供のために収入を得ることができるのだろうか?など、長い将来のことを考えると正直ずっと不安が付きまとうんだと思います」
出産自体の不安から将来のことまで。高齢出産妊婦たちは、20代の妊婦さんとは違った悩みを抱えているようです。
高齢出産でよかったこととは?
20代で産んでおいた方がリスクや心配が少ないといわれても、年齢を戻すことはできません。それでは、高齢出産だからこそよかったと思える点はどのようなものなのでしょうか。