・「おそらく周りのママ友より10歳ほど年上の私。一緒に行動しようと思っても体力の違いは明らかです。最初は落ち込んだりもしましたが『私は私の育児を楽しもう』とすぐに切り替えられました。育児は初めてですが、これまでも思い通りにならなかったことは多々ありました。そういったひとつひとつの経験を糧に子育てができるのは、今の年齢だからこそだなと思っています」

・「高齢出産妊婦になったときまず思い浮かべたのが、子供が成人するときの自分たちの年齢です。おばあちゃんでもおかしくない年齢と思うとへこみましたが、せっかく授かった命。出会えた奇跡を存分に楽しみ、一日でもこの子と一緒にいられるよう元気で長生きがしたいと願うようになりました。出産してから体調を崩すことも多々ありましたが、健康でいられるよう自分ができることはいろいろ挑戦していこうと思っています」

・「心配していたママ友問題。『仲間に入れるだろうか』と当初は思っていましたが、四六時中べったりして揉め事を起こしている若いママたちをみると、たまにしゃべるくらいでいられる自分の立ち位置も悪くないなと思いました。もし自分が若かったらあの輪に入らなければと躍起になっていたと思います」

・「自分は結婚も出産も一生しないと思っていました。そのため、仕事でキャリアを積むこともできたし、一人で生きていくための貯金もしていました。出産や乳児のときは本当に大変でしたが、自分が若い頃からコツコツ貯めていた貯金や、復職しても困らない職場や役職も手に入れることができたのは長い目で見るとありがたかったです」

体力や行動力など、どうしても若いママと比べると引け目を感じてしまうという高齢出産ママ。しかし、今までの人生経験があるからこそ、彩られる子供との生活というのもあるようです。

まとめ

多くの不安を抱えながら出産に挑む高齢出産妊婦たち。女性の生活スタイルやキャリア形成が変わってきた時代だからこそ、多くの人がこの悩みや不安を抱えているようです。

健康上のデメリットなども多くささやかれますが、不安ばかり嘆いているよりも今までの経験を活かし、自分なりのメリットを見出しながら子育てを楽しんでみてはいかがでしょうか。

LIMO編集部