おひとりさまが老後のためにやるべきことは?

結局は結婚をせず、おひとりさまで一生を過ごすということもあるかもしれません。その場合、一番心配なのは老後資金ではないでしょうか。

老後必要になる生活費は、現役時代の7〜8割と言われていますが、老後に必要になるお金はライフスタイルにより異なります。たとえば大都市か地方か、持ち家か賃貸かなどで毎月必要になる支出も変わってくるので、まず自分がどのような老後を送りたいのかを想定する必要があります。

そして、自分が受け取れる年金額を調べて、それが自分が必要と思う生活費とどのくらいのギャップがあるのかと計算しましょう。その不足分を老後資金として貯蓄する必要があります。今では人生100年と言われるように寿命も長くなっていますから、老後資金は余裕を持って準備しておきたいものです。

また、厚生年金の金額は収入により変わるので、現役の内にキャリアアップして給料を上げておくと老後もらえる年金もアップします。キャリアに集中できるのもおひとりさまの特権なので、将来のことを考えるならば、昇給を狙ったり、少しでも給料の条件の良い会社に転職したりしても良いかもしれません。収入アップで貯蓄に回せるお金も増え、年金も増えれば将来に対する不安も和らぐのではないでしょうか。

おわりに

婚活市場では、相手に高望みしすぎたり、自分も見た目に気を使うなどの努力をしなければ、たとえ結婚相談所に入会したとしてもうまくいかないこともあるもの。また、一生おひとりさまとして過ごすのも選択肢になるなら、老後の準備をすることも大切です。自分の現実を直視し、将来のことも見据えて行動してくださいね。

LIMO編集部