2月13日は「NISA」の日です。

「NISA」の普及に役立てようと2014年に一般社団法人日本記念日協会によって認定されたもので、ニーサ(213)の語呂合わせからこの日が選ばれました。

「NISA」は非課税枠を利用した少額投資の制度ですが、2020年度税制改正大綱に見直し案が盛り込まれ、2024年に「新・NISA」(仮称)として生まれ変わることになりました。

今回は、「新・NISA」の概要や「つみたてNISA」・「iDeCo」との違いをまとめてご紹介します。

「NISA」についてのキホンのお話

「新・NISA」のお話をする前に、現行の「NISA」についておさらいしておきましょう。

「NISA(ニーサ)」は正式名称を少額投資非課税制度といいます。少額から株式や投資信託などの金融商品に投資ができる点と、投資から得た配当金や分配金、譲渡益に非課税枠が利用できる点が特徴です。

「NISA」は「一般NISA」と「つみたてNISA」、そして未成年者向けの「ジュニアNISA」の3種類があり、成人向けの「一般NISA」と「つみたてNISA」はどちらか片方しか利用できません。このうち2024年に仕組みが変わるのは「一般NISA」です。