実母が実家に帰り、家族3人暮らしとなっても何も変わらず仕事に励んでいた夫。ワンオペ育児の大変さを実感し、夫に育児参加を求めつつも筆者はそこまで夫の手が必要になるタイミングはなく、「仕事を一生懸命してくれているのだからもう仕方ない。保育園に入れるまでは1人で頑張ろう」と孤軍奮闘できていたのです。
こうした、「ワンオペだけど夫の手がなくてもなんとかなる」という感覚は、息子がハイハイを始めていよいよ目が離せなくなってきた生後半年過ぎくらいまで続きました。
ミルクか母乳か、子どもの性質によっても状況は変わる
なぜそう思えていたのか、今振り返ると完全母乳でミルク不要だったからというのが大きな要因でしょう。当時、完全ミルクだった友達からは「うちは夜勤(夜中に起きて夜泣き対応をしたりミルクを作って授乳したりすることの意味)を交代でやっているから睡眠不足にならずに助かってるよ」という話も聞いていました。
羨ましいなと思いつつも、完全母乳の場合はやはり乳児期は母親がつきっきりでお世話をしなくてはいけないからと、諦めがついていました。これがミルクを飲ませていたならば、「母乳じゃないんだから手伝って当然なのに」と思っていたかもしれません。
また息子は生まれた直後から比較的大人しく、いわゆる“育てやすい”タイプの子どもでした。母乳もガブガブ飲み、吐き戻しや下痢といったこちらが不安になる様子を見せることもほとんどなく、お腹いっぱいになったらすぐにスヤスヤ眠り、グズっても抱っこをすればそのうち泣き止み、毎日の夜泣きも3時間~4時間おきだったので筆者自身の睡眠時間も確保できていました。
そうした息子の性質もあって、「夫が家にいないともうダメだ!」という状態まで追い詰められる瞬間がなかったのかもしれません。