児童間のトラブル防止の意味も兼ねて、放課後に外で遊ぶ際はゲーム機を持ちださないよう頻繁に指導している学校もありますが、全員がルールを厳守するのは現実的に無理があります。

実際、平日の夕方に公園の近くを歩いていると任天堂スイッチでゲームをして盛り上がっている小学生を多く目にします。公園にいてもゲームばかりしているのは圧倒的に男児のグループの方が多く、スポーツ庁の調査結果で男子の結果が悪かったのも頷けます。

小学生になると不特定多数の子と遊び、その中の1人、2人でも携帯ゲーム機を持参していると、体を動かす遊びをせず、座り込んでスクリーンを眺めるだけで時間を潰しているのです。

ゲーム機の持ち出しを厳禁してもカードゲームで遊ぶ

ママ同士が知り合いだと、連携して学校のルールを守らせるべくゲーム機の持ち出しを確認するなどしっかり取り締まっています。筆者の周りでも「ゲームをするなら親の目が届く家でする」「親の不在中に勝手にゲームで遊ばない」など各家庭で約束を決めています。

すると、子供達は屋外でポケモンカードのようなカードゲームに興じるようになりました。

カードゲーム自体は学校でも「放課後に外で遊んではいけないモノ」に指定されておらず、学校周辺のマンションのエントランスや公園のベンチで、持ち寄ったカードで遊ぶ子供達の姿を頻繁に見かけます。