数字に強い
次に挙げられる大きな特徴として、数字に強いということが挙げられます。細かく綿密な計算をしているわけではないのですが、ぱっと数字を見たときに「〇〇の25%くらいだから…」と大体の数字がわかるのです。
筆者が驚いたのは、同業他社の収益構造を理解し、「シェアが〇%上がると××社は営業利益が△△円ほど増えますよね」と、ぱっと数字で答えられる人を見たときです。
その彼女も数字には強く、自社の収益構造や顧客属性だけでなく同業他社の収益構造の特徴や金額感が頭に入っていました。当然同業他社の決算資料には必ず目を通していましたし、それをもとに収益構造の変化やビジネスモデルの転向についても分析をしていたのです。
また、自分たちがアプローチできていない顧客層についても分析し、部内に資料を共有してくれることもありました。このように、数字に強いというのはビジネスにおいて非常に大きな強みになります。数字に抵抗がある人は、まずは自社内で管理されている数字について理解を深めることから始めてはどうでしょうか。
目的意識とキャリアビジョンを持って働いている
目的意識が強く、若いうちからキャリアビジョンがしっかりしていることも特徴の一つです。「25歳で1つ昇格し、28歳で課長代理になる。32歳で結婚して子どもを産んで産休に入る。育休を経て戻ってきて…」と、計画的にキャリアプランが整理されているのです。