なぜネット銀行はメガバンクよりも高い金利を設定できるのか?と疑問に思う方も多いと思いますが、これはネット銀行がメガバンクのように多くの実店舗を持っていないということが関係しています。

というのは、実店舗を持つと家賃や光熱費、人件費など店舗を運営するためにさまざまなコストが発生します。一方でネット銀行は多くの実店舗を展開しておらず、最低限のオフィスと社員を抱えてビジネスを行っています。

したがって店舗の運営コストが小さいため、メガバンクよりも預金金利を引き上げて設定することが可能になるのです。

このようなネット銀行の利益構造から考えると、上記で触れたような口座管理手数料は、ネット銀行ではメガバンクほど焦って導入されるものではないかもしれません。

「預金金利といっても雀の涙でしょ」と思いがちですが、みなさんの大切な資産を長期間にわたって預け入れることになるのですから、将来の資産形成のためにも最善の選択をしていきたいですね。

③ ポイント還元を受けることができる

なんとネット銀行ではポイントプログラムが設定されていることが多く、銀行によってはポイント還元を受けることも可能です。

内容は各ネット銀行によって異なりますが、たとえば以下のような場合にポイントを貯めることができます。

  • 口座にて給与・賞与・公的年金の受取
  • 口座振替
  • 預金残高が〇万円以上
  • 毎月の取引件数が△回以上
  • 他行への(からの)振り込み