加えて、楽天市場の送料一律無料に対し一部出店者が公取委に調査を求めたことが報じられた楽天(4755)が一時▲4%超安の大幅下落となり、ソフトバンクグループ(9984)も大きく値を崩しています。
さらに、円高進行などを懸念してスズキ(7269)、三菱自動車(7211)、いすゞ自動車(7202)など自動車株の一角も大幅安となりました。
その他では、村田製作所(6981)やシャープ(6753)などハイテク株で利益確定売りに押された銘柄が散見されています。
一方、ハイテク株ではアドバンテスト(6857)が海外企業の好決算から連想買いの対象とされ、一時+5%超高の急騰となりました。
また、値下がりが目立った自動車株の中でトヨタ自動車(7203)が小幅上昇ながら逆行高で引けています。
その他では、商社株で伊藤忠商事(8001)が逆行高で昨年来高値更新となったのが目を引きました。
新興市場(東証マザーズ)では、ミクシィ(2121)が売られて昨年来安値を更新し、ウォンテッドリー(3991)も連日の安値更新となりました。
一方、アンジェス(4563)が小幅上昇となりましたが、医療バイオ株は総じて冴えない値動きとなったようです。
葛西 裕一