では、そんな義両親には、どういう対応をしたらよいのでしょうか?
都合の良い『嫁』をやめて、NOと言ってみる
そもそも、なぜ義両親からの言葉を面倒だと思ってしまうのでしょうか?それは、お嫁さんの中で「その言いつけを守って良い嫁と思われたい」「言いつけを守らなかったら、悪い嫁と思われてしまう」という気持ちが働くことが大きいと思われます。
たしかに、人からあえて嫌われたいという人はいません。それは大多数の義両親のほうも同じでしょう。もしかしたら、押し付けるつもりは全くなく、単純なアドバイスのつもりだったかもしれません。
そして、ここで押さえておかなくてはいけないのは、義両親の意見は「すべてが正しい」わけではないということです。たとえ間違っていない意見であったとしても、お嫁さんが自分の気持ちに反した部分に無理に同調し続けていけば、それは積もり積もって、多大なストレスとなってしまうことは容易に想像がつきます。
時代錯誤と思われることや、実は子どものためにはならないような意見は、思い切って『NO』と伝えてみても、よいのではないでしょうか?伝え方さえ気をつけておけば、常に『YES』と言う受け身で都合の良い嫁よりも、『NO』と言える自分の意見がある嫁のほうが、意外に好意的に受け入れてくれるものです。
『のらりくらりとかわす』のもあり
たとえ悪気がなくても、押しの強い義両親だとはっきり『NO』とは言いにくいかもしれませんね。もしハッキリ『NO』と言えない場合には、暖簾に腕押し状態でのらりくらりとかわすという方法もあります。
同居とか同じ敷地内ということではない限り、義両親とそこまで頻繁に会うということは、そんなにはないはず。電話やLINEなどの対応はしつつ、「子どもの用事で忙しかった」「ちょうど運転中で手が離せなかった」など、直接的な接触を持たずに、のらりくらりとかわしてみるのも手でしょう。