また、ハイテク株ではTDK(6762)やHOYA(7741)が買われ、パナソニック(6752)は取引時間中に3日連続で昨年来高値更新となっています(終値は下落)。

その他では、最大株主の前田建設工業(1824)からTOB実施の発表を受けた前田道路(1883)が爆騰してストップ高で引け、その前田建設工業も一時+10%高に迫る急騰となったのが目を引きました。

一方、小売り株が総じて値を下げ、ファーストリテイリング(9983)が冴えない値動きに終始し、三越伊勢丹ホールディングス(3099)は▲5%安に迫る急落で安値引けとなりました。

また、子会社の不正会計処理が明るみに出たことで早期の東証1部復帰が危ぶまれた東芝(6502)が、一時▲6%安に迫る急落となっています。

その他では、大掛かりなサイバー攻撃を受けて防衛関連情報の流出が報道された三菱電機(6503)も一時▲2%超安まで下落するなど軟調に推移しました。

新興市場(東証マザーズ)では、株価下落が続いてきたMTG(7806)が一時ストップ高まで買われ、ロコンド(3558)も急騰しました。一方、マクアケ(4479)やブシロード(7803)などは値を下げて引けています。

葛西 裕一