医療機関で働くCさんは、職場に苦手な上司がいたと言います。「看護師を束ねるリーダーの方です。小言が多くて、周囲からも嫌われていました。私も自然と苦手だと感じていましたね」。

ただ「孤立しているからこそ教えてもらえることが多いと思った」と、Cさんはリーダーに積極的に話しかけることに。「親しくなると、私たちのためになるようなことを言ってくれていたと気づけました。学ぶことが多かったですね」。

金融機関に勤めるDさんも、人間関係のいざこざを解決したひとり。「後輩の女の子に苦労していました。私はその子が好きな同僚男性と仲が良かったので、その子に恨まれていたんです」。

Dさんは彼に興味がなく、恋愛の揉め事に巻き込まれたくなかったと言います。そこで、その後輩の女の子をランチに誘うことに。「自然な会話の流れで、困っていることがないか訊いたんです。すると、同僚の彼を好きだと打ち明けてきました。これは計算のうち。恋愛相談に乗ってあげたら、私のことを慕うようになってくれました」。

職場の人間関係トラブル解決には、先手の行動が大切

職場の人間関係でストレスがたまることは少なくありません。しかし人間関係を良好に保つことは、仕事をしていく上で大切なこと。そこで大事になってくるのが、先を読みつつ、戦略的に人間関係のトラブルの解消に努めることです。冷静に人間関係を見つめて作戦を練ることで、解決の糸口が見えてきますよ。

LIMO編集部