「その男性スタッフはアルバイト店員でした。大学を卒業後、夢を追っているためスーパーでアルバイトをしていたのです。その男性客は、社員ではない男性スタッフに対し『男ならレジなんか打っていないでもっとほかのことをしたらどうだ』と説教を始めたのです」

どうやらその男性客の中では「スーパーにいる男性スタッフは店長を目指す社員以外は志が低い」というような偏見を持っていたようなのです。学生アルバイトならまだしも、学生でもないとそのスタッフが答えたことが気にくわなかった様子。私も助けに入りましたが『女は黙ってろ』と聞いてもらえませんでした」

未だにいる「男は〇〇、女は△△」といった決めつけの思想。それらを思うのは個人の自由ですが、全く関係のない人間を捕まえてお説教するのはおかしな話です。

スタッフまで品定めするカスタマー

Aさんが出会った迷惑客の中で特に手を焼いたのが「店員に次々恋をするカスタマー」だったといいます。