・「ちょっとした手土産を持った母が、頻繁に『買い物のついでに寄ったの』とわが家にやって来ます。しかも、『せっかくだから孫の顔を見せて』と家に入って来たかと思えば『まだ洗濯物を取り込んでないの?』『相変わらず散らかっているわね』と嫌味の連続。正直、ストレスが溜まる一方です」

・「実家のすぐ近くに住んでいるのですが、そのせいで何かと母に詮索されて困っています。『昨日は駐車場に車がなかったけど、どこかに行っていたの?』『家の明かりがついていないけど留守なの?』と聞かれることもあり、まるで生活を覗かれているような気分になります」

・「近所に住む母から、育児についての口出しばかりされて参っています。子どもに関する地域の情報を知る度に『今度こんなイベントがあるらしいわよ』『あの幼稚園が評判らしいわよ』と教えてくるのですが、こちらの予定や意見は聞き入れてくれません。『ちょっとその日は用事が…』『もうほかの園に決めているの』というと、急に不機嫌になるんです。いっそのこと、そっとしておいてほしいです」

お互いの場所が近すぎると、それに伴って関わりも深くなる傾向があるようです。その結果、ママにとっては負担に感じるケースも珍しくありません。良かれと思って気にかけてくれる母に対し、強く拒否できずに我慢してしまうのも無理はないでしょう。

「実親と近距離=悪いことばかり」ではない

とはいえ、実親が近所にいるという環境は、デメリットばかりではありません。続いては、実家の近くに住むことによるメリットを聞いてみましょう。