泥棒ママAとの付き合いは、上の子が幼稚園の年中にあがったときに始まったそう。声をかけてきたのはAからでした。「Nさんて、おうちにみんなを呼んでよく遊んでいるでしょう?うちの子が友達からその話をきいて羨ましがっているの。今度遊びに行かせてもらえたら嬉しいな」
Aと話すのはそのときが初めてだったそうですが、話がとても盛り上がり、Nさんも家に招くことを快諾したといいます。Aは下の子の相手をしてくれるなど、面倒見がよくて優しいママという印象だったそうです。次第に、週に1回は家に遊びに来る仲になりました。
ママだからこそ?巧妙な手口にびっくり
Aは、いつもほかのママ友を呼ぶのを嫌がったといいます。みんなで遊ばない?と提案しても、「Nさんだけに話したいことがあるから…」「本音を話せるのはNさんだけなの」といって、結局いつもAとその子どもだけを招く形になったそう。頼られて嬉しいと感じたNさんは、Aを招くときはほかのママ友に声を掛けるのを避けるようになりました。