「夫は四人兄弟の二番目。私も兄がいるため兄弟がいる良さなどは理解していました。しかし、まだ二歳の息子はまだまだ手がかかり、とてももう一人なんて考えられない状況でした。結婚当初から『孫は二桁欲しいわ』といっていた義母。息子がお腹にいる時点で『最初が男の子だと後が楽よ。やんちゃに慣れておけるから』なんて、何人も産むことを前提に話をされるので少しモヤモヤしていました」

義母が二人目を望んでいることは一目瞭然だったというHさん。確かに「いつかは二人兄弟になったら楽しいかもしれない」とは少しは考えていましたが、現状では妊娠など考えられなかったため、その話題のときはいつも愛想笑いで濁していたそうです。

「息子が二歳半になったある日。義母から電話がかかってきました。『もうそろそろ本気で次の子のこと考えたほうがいいんじゃないかしら。あなたもいつまでも若いわけじゃないし。兄弟は年が違い方がいいに決まっているし、あなたも若い方が絶対に楽よ!』あまりにハッキリとした催促に驚いてしまいました。とはいえ、多忙な夫に代わりほぼ一人で息子を育てている今、やはり妊娠など考えられません。

そんなことを説明すると『大丈夫、やってできないことなんてないの。後々、絶対に良かったと思う日がくるから』といい、夫と話し合うように告げられ電話を切られてしまいました。夫は義母のこういう一方的な性格がとにかく嫌いな人で、以前にも義母の一方的な命令を伝えたところ不機嫌になったことがありました。そのため、このモヤモヤをストレートに伝えることもできず、しばらく一人で悩みました」

二人目を考えるにしても待って欲しい。その一言がなかなか言い出せなかったHさんは、その後、2人目を妊娠するまで義母からの催促に頭を悩ませたといいます。

二人目を妊娠したママ友からの「あなたのため」アドバイス

また、同時期に出産した人が二人目を妊娠したという話を聞くと「うちも兄弟がいたほうがいいんじゃ」と考えるきっかけになることも。とはいえ「人は人」という人も当然いるため、必ずしもみんなが同じように考えているとは思わない方がいいようです。