近所の先輩ママと道端や公園で会うたびに質問をしていくと、「昔では考えられないけど今はそれが主流みたい」という答えが。さらに、他県に住む知り合いに話を聞いてみても同様に、答えやテストが数日前に配られていると教えてくれました。
90点以上取れないと再テストになる
前もってテストや答えが配布されているということは、先生側が生徒に求める点数も自ずと高くなってくるということです。細かい点数はその都度変化しますが、概ね90点以下となった生徒が再テストを受けるケースが一般的です。
放課後は習い事などがあり、再テストは休み時間に実施されるので供達も必死になって漢字を覚えようとします。しかし、学年が上がるにつれてこうした手法をとったとしても、条件の点数をクリアする生徒の数は減っていくようです。
また、場合によっては再々テストも実施されるなど、事前配布していても点数が取れない子が出てきます。前もってどういった漢字が出されるか分かっていても、やはり全員が同じように高得点を取れるわけでないのです。
高学年になると既習漢字も増え、複雑な漢字を習います。テストで出される漢字を覚えようとしても、日頃から勉強していなければ簡単に暗記することは難しいのに変わりはないのです。
事前配布なしの実力勝負で受けると差が出やすい
漢字の抜き打ちテストがほとんど行われない中、年明け早々小学3年生になる筆者の子供が人生初めて告知なしの漢字テストを経験しました。担任の先生は他の小学校から転任して1年目ということもあるのか、これまでも自己流の指導をしている印象がありました。そして、新年から昭和的な抜き打ちテストを実施したのです。