大学病院や年末年始も患者を受け入れている病院に助けを求めても「インフルエンザではないので、とりあえず解熱剤出しておきますね」「詳しい検査は正月明けにかかりつけ医で行ってください」との対応ばかりで、末っ子の体調はどんどん悪化する一方でした。

そして正月が明けてすぐにかかりつけ医に診てもらった結果、末っ子の状態は「すぐに入院しなければならない」レベルにまでに悪化していることが判明

もちろんすぐに総合病院へ入院となり、1週間ほどで退院することができましたが、筆者が納得できないのはかかりつけ医から発せられたこの言葉。

「当直医から処方された薬は、中耳炎に効く抗生物質ではない」「小児科の先生が処方されたのだから仕方ないけど、この薬では状態が悪化して当然です」

中耳炎で鼓膜を切開したばかりだと伝えていたにも関わらず、中耳炎にあまり効果のない薬を処方した医師の判断は適切だったといえるのでしょうか。

かかりつけ医の選び方は大丈夫?処方薬をしっかり確認する必要も

筆者は「どこの医療機関でもしっかりと診てもらえる」と思い込んでいたので、まさか小児科の先生が中耳炎にあまり効かない抗生物質を処方しているなんて、夢にも思いませんでした。