そんな不利な環境で婚活を続けていると、なかなか思うような人と交際ができず、気がついたときには誰にも相手にされない年齢になってしまう可能性もあるかもしれません。

本当に年収で結婚相手を選ぶ?

では、本当に結婚生活に年収が大切なのでしょうか。「愛かお金かどちらが大切か」という議論は昔からよくありますが、「お金」優先で相手を選んだら永遠に勝ち組というわけではありません。

かつて経済成長を続けていた時期とは違い、今は大企業に勤めていたとしても安泰とはいえないからです。たとえ結婚した段階では高収入だったとしても、経済環境によって業績が悪化すれば年収が下がったり、リストラされて職を失ったりする可能性もあるでしょう。

また、高年収だったとしても浪費癖があり全然貯金がない人、浮気癖がある人、ギャンブル依存症な人、モラハラをする人なども中には存在します。「年収が良いなら我慢する」という考え方もあるかもしれませんが、それで果たして結婚生活に満足できるかは疑問です。

たしかにお金があれば困ることも少ないでしょうが、収入以外に欠点がある場合もあります。それよりも「この人が病気になって働けなくなっても一緒に人生を歩みたい」と思えるほどの人格や魅力があり、支え合っていけるような人と結婚した方がストレスのない人生を送れるのではないでしょうか。