今の年収より将来性?
また、若い内は少ない年収でも経験を積んでおいて、起業することで大金を得る人もいるでしょう。そのため、足元の年収だけではなく、その人が将来開花するポテンシャルがあるかという点に注目するのも一つです。
たとえば、与えられた仕事をこなすだけではなく、自分で考えて副業をしたり、資産形成などでお金を増やすための仕組み化を工夫できる人は、将来的に年収が大きく膨らむ可能性もあるでしょう。
足元の年収に惑わされて、「あり・なし」を決めるのはもったいないかもしれません。将来の夢やどんな風に仕事に取り組んでいるのかなどを聞いてみて「この人ならやってくれるだろう」と思える人を選ぶと良いのではないでしょうか。
おわりに
たとえ、現在の年収が高くても一寸先は闇の時代。年収にこだわるよりもその人の性格や将来性を評価した方が賢い選択ができるのではないでしょうか。くれぐれも自分を高く見積りすぎて、「気がついたら誰にも相手にされなくなってしまった」ということがないようにしたいものです。
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。