見るだけではない活用法がある植物

1.ハーブ

葉の形や色だけでなく、香りも楽しめる「ハーブ」。料理にも使えるので、いくつかのハーブを家で栽培するとさまざまな活用法ができますよ。ベランダや室内の明るい場所で育てると小さな花を咲かせてくれる種類のものもあるので、葉だけでなく花も楽しめる植物です。

ミントのような生命力が強いハーブなら、わざわざ園芸店で苗を買わなくても、スーパーで販売されているカットされたものを水耕栽培で育てることもできます。

方法は下から2~3センチのところにある葉をとり、葉をとった部分を水につけるだけ。数日で根が出てきます。根が出たあとは土を入れた鉢に植えて栽培すると管理が楽ですよ。

ステーキなどの付け合わせにも使われるハーブ・クレソンは、水辺で育つ植物。ミントと同じようにスーパーで買ってきた枝を水に入れて根を生やせば、そのまま水耕栽培で育てることもできます。

2.ベビーリーフ

いろいろな葉野菜の小さな葉っぱが入った「ベビーリーフ」。サラダなどに使っているという方も多いのではないでしょうか。そんなベビーリーフが自分の手で、しかも室内で栽培できるんですよ。

園芸店などで販売されている葉野菜の種をまいて、10~15センチほどに育ったら収穫するので、小さな鉢やトレーでも栽培ができます

水菜やほうれん草、リーフレタスなどの芽や幼葉は、かわいいので植えてから収穫までの間に観察してみましょう。

おつちで植物を育てて季節を感じよう

ベランダや室内で楽しめる植物や活用方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?

COVID-19で外出がしづらい今の時期ですが、植物があればおうちでも自然を感じることができます。今回ご紹介したものは初心者にも育てやすいものが多いので、好きな植物を選んでぜひおうちでの植物栽培に挑戦してみてくださいね。

木村 まこと