幼稚園、保育園、小学校、中学校。果ては高校まで。毎年、春先になるとお子さんのいるご家庭を悩ませるPTA問題。こと、お母さんが参加するイメージが強いPTAですが、共働きも増えた昨今、忙しい妻の代わりにと、お父さんが参加するというご家庭もちらほら。

今回は、そんなPTAで一生懸命すぎるお父さんたちが巻き起こした「事件」について、みてみましょう。

妻のために断ってあげたつもりが…

小学生の子ども2人がいるJさんの家では、クラス替えの時期になると決まって妻がぼやきます。「また、クラス委員勧誘の電話がかかってくるよ…」

Jさんの子供が通う小学校のクラス委員決めは電話勧誘。一度もPTA役員や委員経験のない家庭に優先的に小学校から電話がかかってくるのです。Jさんの妻は一度も委員経験がなく、今までは「下の子が小さい」という理由で断り続けていました。しかし、下の子も1年生。さすがに今年は断る理由がありません。