締める力が弱ければタイヤが外れてしまう危険もありますし、逆に強すぎるとハブボルトを痛めてしまう恐れもあります。

そういった際にあるといいのが「トルクレンチ」です。

タイヤ専門店などで作業をしてもらう際に、整備士が最後にする「カチッ、カチッ」とする作業で使うあの道具です。

トルクレンチを使って、車の説明書に記載されている指定トルクでナットが締まっているか確認することができます。

筆者のおすすめのトルクレンチは大橋産業の「トルクレンチ2059」です。(写真「トルクレンチの作業風景」参照)

「トルクレンチの作業風景」(筆者撮影、画像をクリックするとAmazonのページへジャンプします)

そして車載工具が搭載されていない場合は、「ジャッキ」と「レンチ」が必要になります。
車載工具と同じタイプの「パンタグラフジャッキ」(LIMO記事上では、クリックするとAmazonのページにジャンプします)が一番オーソドックスなものとなります。使っていないときはコンパクトなので車に積んでおくこともできます。

レンチに関しては、車載工具でも作業はできますが簡易的なものなので力を加えにくいです。そのため、「クロスレンチ」を用意するといいでしょう。